暴力団の排除に向けて、宮城県警や仙台市内の警察署などで構成される協議会の総会が開かれ、暴力団の最新情勢を把握しながら追放に向けて連携を深めていくことを確認しました。
総会には、仙台市の郡市長や仙台市内の6つの警察署などからおよそ70人が出席しました。
県警によりますと、県内にいる暴力団の構成員は470人で、2011年に暴力団排除条例が施行される前に比べ、およそ6割減少しているということです。一方で、近年、暴力団が特殊詐欺を新たな資金源としている実態が報告され、引き続き関係機関が密に連携し、排除に向けた対策を実施していく方針を確認しました。
県警組織犯罪対策第一課 小丸紘由課長補佐
「あらゆる機会を通じて情報発信をして、県民の皆様から情報提供いただいて連携を図りながら取り締まりにあたっていきたい」
県暴力団追放推進センターによりますと、昨年度の暴力団などに関する相談件数は3200件で、コロナ禍を経て増加傾向となっています。
コメント
この記事へのトラックバックはありません。
この記事へのコメントはありません。